本日も南アフリカからの一記事をご紹介????
穏やかな日曜の午後の様子????気持ちよさそうですね〜☀
こちら’Rhino Revolution’は、南アフリカ北東部に位置するLimpopo ProvinceのHoedspruit(リンポポ州のホエドスプルートという町)で活動されているサイの保護団体で、この町の地域住民の方々を中心に発足された団体です。主に何を行っているかといいますと、密猟の厳しい取り締まりはもちろんのこと、サイ保護についての発信や活動、あとは最大級のサイ孤児院の運営です。
ホエドスプルートはとっても小さい町なのですが、近年少しずつ発展してきているようです。「クルーガー国立公園」は聞いたことがある方も多いのではと思いますが、こちらもそのエリアにあたります。南アフリカの中でも、特にサイたちが多く暮らす地域でもあります。
それ故に、やはりこの地区も犀角を目的とした密猟者の主要地ともなってしまっており、それにより犠牲になるサイたちが多くいるのが現実です????密猟者はモザンビークからの侵入経路を使用することも多く、特に深刻な地域の一つでもあります。
‘Rhino Revolution’は現在、取締りの活動範囲を約半径50kmに絞り行われています。日本の県単位ほどの広さをパトロールされているということですね。それでも密猟の後が絶たない現実。そのためにも、このエリアをさらに拡大し、少しでもサイの犠牲者を無くすために、彼らは常に資金を集めパトロールの強化に努めてきています。
身近に共存する大切なサイたちを悪者から守るために、皆で一致団結して取り組まれています。
とても胸が痛い話にはなりますが、じゃあ一体密猟は誰がやっているのか、どうやって?また誰がそれを指示しているの、入手した犀角はどこへ流されているのか、など、また別の機会でお伝えできればと思っています。
直訳すると「サイ革命」である’Rhino Revolution’。明るい未来を目指し、まさにこの密猟の危機脱却の革命を起こそうとされています✊